23日、福岡市博多区のホテル日航福岡において「第27回スーパーバリュー九州本部アソシエイツ会総会」が行なわれた。会場には加盟店のオーナーをはじめ、各種卸、食品メーカーの関係者363名が集い盛大に行なわれた。
会の冒頭では同本部の生みの親である(株)スーパーバリュー九州本部相談役の杉一郎氏が挨拶を行った。「最近、片江会長、大道社長ともよく話すのですが、(スーパーバリュー九州本部アソシエイツ会も)よくぞ一致団結して固まってくれたと話しています。この道に入って40年、スーパーを始めて30年が過ぎました。その当時、『経営者たるもの三方善に力を入れなさい』とアドバイスを頂きました。
三方のひとつは従業員を大事に、ひとつは取引先を大切に、そして地域社会を大切にという思いで仕事をしなさいということです。その三方の方々から守って頂ける企業になれ、決して相手を力で押さえ込むなと指導を頂いた事がありました。
地域社会からありがとうと言って頂ける企業になりたいとの願望を持ち、今日までやってまいりました。そういう形は永遠の課題ではありますが、やってきて良かった、挑戦してきて良かったという形がみえてまいりました。しかし、この業界は大波乱です。上り坂が来たかと思ったら今度は下り坂が来る。ですが、本気で真面目にまともにやれば、それを乗り越える事ができるのではないでしょうか。我々は悪いところは遠慮なく言って頂きたいと思います。
今のバリューは皆さんの力を借りながら、そこそこの仕入力がついてきたと思います。今後は次の大道社長を中心とした次の流れに期待したい」と述べ、新しい力に期待を寄せた。
続いて、同本部の大道和彦社長が本年度の基本方針を発表。自分で考え、発言し、行動して反省する成長の4原則を力説。徹底した現場主義の実践などを改めて出席者らに訴えた。
また、総会後には弊社代表取締役社長の児玉が「激動の九州流通」というテーマで自らの体験談を講演。「油断をすれば貴方も消される激変時代」と約1時間半、熱弁をふるった。
会の終了後は懇親会に移り、同本部の片江会長が挨拶。乾杯の挨拶を三井食品(株)の梶山支社長が行なった。中締めは(株)あらたの伊藤幹久常務執行役員九州支社長がつとめ、会は大盛況の末、幕を閉じた。
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