福岡県職員の意識の低さが浮き彫りとなった。
福岡県が、県発注で5,000万円以上の公共工事入札で行う「総合評価」の支援業務を委託している「財団法人 福岡県建設技術相談センター」に、県OB2人を天下りさせた上、県職員32名を出向させていることなどを報じてきたが、同センターに対する別の疑問への取材を進める中、同センター幹部職員が、公務員とは思えない発言を行った。
問題の発言は、同センターに対して行った情報公開請求の過程で飛び出した。公開日当日、福岡県から派遣された同センターの事務局長兼総務課長の発言を正確に残すため、録音することの了承を求めたところ、同席する職員に向かって、「それじゃあ、ここからは言葉を変えましょうね」。
通常の発言には責任をとらないが、記録に残されるなら話は別、ということらしい。
いかにいい加減な説明、発言をおこなっているか、自ら証明したようなもの。
非常識な一言は、「公務員」としての意識の欠如と言わざるを得ない。
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