29日、東京都と農林水産省は、結託してウナギ加工品の産地偽装を行なった(株)セイワフード(東京都港区、代表取締役:稲垣信起)ならびに(株)大福(大阪府茨木市、代表取締役:橋田純一)に対し、それぞれ表示改善の指示を行なった。
セイワフードは2008年12月から10年5月までの1年7カ月もの間、自ら輸入した中国産などの海外産うなぎの蒲焼・白焼を、いったん大福に販売したうえ、同社に箱の詰め替え又は焼き直しをさせた上で「愛知県産蒲焼うなぎ」として販売していた。また大福は産地偽装であると知りつつセイワフードの指示に従ったものとされている。その量は少なく見積もっても13トンといわれている。
JAS法第19条14第1項の遵守事項に基づき2者にJAS法遵守のための改善が命じられた。
(消費者庁ホームページより) |
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