上海出身者によれば中国・上海では加工食品工場で使用された廃油が市内飲食店で流通し、調理にしようされているという。ある食品メーカーは「日本ならとても使えないと思えるものが普通に使用されている」と苦笑。事実を知って以来、あまり廉価な飲食店では食べたくなくなったという。 ところが、急速な経済成長で状況に変化が生じているという。激増した富裕層のなかには飲食店に自ら食用油を持ち込み、それで調理するように指示するというのだ。自らの食の安全には日本人以上に気を配る人々が大勢いるようだ。
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