大内田建設(株)は老健施設の建設を立て続けに受注するなど、営業の指揮を執る副社長を先頭に積極的な営業展開にでた。その結果、09年7月期の売上高は60億円の予測に対して56億円を計上。懸命な受注活動が続き、業績は回復基調と聞かれたが、今年5月に建設業法違反の容疑で社長・副社長ら3人が逮捕された。逮捕容疑は福岡県に提出する決算書に虚偽記載があった疑い。最終的には略式起訴で罰金を支払い決着となったが、国土交通省、福岡県、北九州市からそれぞれ指名停止処分を受けていた。
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