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ポスト鳩山 多数派工作始まる 菅氏軸に前原氏も
政治
2010年6月 3日 08:00

 ポスト鳩山に向け、早くも民主党内の多数派工作がはじまった。
 2日、午前10時からの両院議員総会で鳩山首相が退陣を表明、小沢幹事長も辞任することが明らかとなった午後から、民主党内で様々な集まりへの誘いがはじまったという。ポスト鳩山に向けての意見交換や勧誘と見られる。

 現在のところ、菅直人副総理・財務相が同党代表選への立候補を決めているほか、前原誠司国土交通相も出馬の意向を示しているという。このほか、岡田克也外務相や原口一博総務相らの名前が挙がっているが、党内最大の勢力を誇る小沢グループの動向が焦点となりそうだ。

 菅氏については、副総理として首相を支えきれなかったとの批判もあるが、小沢氏との関係は良好。ポスト鳩山の最有力候補で、同氏が軸となるのは間違いない。ただし、背後に小沢氏の影がチラつく形となり、有権者の厳しい視線に晒されるのは必定。小沢色をどう払拭するかが問われる。
 一方、前原氏には代表時代に起きた「偽メール事件」の後遺症がつきまとう。鳩山首相が政治経験の不足を露呈した後だけに、安定感に欠ける前原氏に首をかしげる議員は多い。国交相としても、八ッ場ダムの建設中止問題で混乱を招いており、その政治手腕を疑問視する声は少なくない。

 その他の候補者たちにも決め手がなく、結局は数の力で代表が決まりそうだ。誰が後継に決まっても、民主党再生への道は険しい。多数派工作に走り出した議員たちの姿は、自民党と何も変わらない。

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