久光製薬(株)(本社:佐賀県鳥栖市、中冨博隆社長)は6月30日、2011年2月期 第1四半期 決算(連結)を発表した。
当第1四半期の売上高は前年同期比8.4%増の328億6,900万円、経常利益は同比1.0%増の74億6,400万円、四半期利益は同比38.4%増の60億8,500万円となった。
昨年買収したノーベンファーマシューティカルス社(以下「ノーベン社」)を連結子会社に加えたことにより、売上原価が114億4,000万円(前年同期比16.7%増)となった。また、ノーベン社取得に伴い発生したのれん償却費などにより、販売費および一般管理費が147億4,600万円(同比10.3%増)となった。
また当第1四半期の研究開発費は、27億2,500万円(前年同期比30.2%増)となった。
売上高については、医療用医薬品事業の主力製品であるケトプロフェン含有経皮吸収パッチ剤「モーラステープL®40mg」(前年同四半期比19.9%増)が好調に推移し、ノーベン社の売上も寄与した。
一般用医薬品事業については、国内市場においては依然として厳しい販売競争が続いており、主力商品が前年同四半期を下回る結果となった。
これにより「医薬品および関連製品事業」の売上高は前年同期比7.5%増となったとしている。
▼関連リンク
⇒久光製薬
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら