1日、香椎幼稚園の存続を目指して発刊された、香椎幼稚園新聞「なかよし広場第3号」が発行された。今回は、香住丘校区自治協議会・会長のほか、存続運動に寄せられたメッセージを紹介。香椎幼稚園の教育の特長のひとつ「徒歩通園」についてのレポートが掲載されている。
最近、同新聞が地域に配付されることによって、ひとつの現象が起きている。香椎幼稚園の卒園者たちが、閉園問題を知り、協力を申し出てきたのだ。
建築士のOBは、幼稚園を新しく建てた場合の設計図とその見積もりをもって来た。不動産業を営むOBは、移転先の土地を探して奔走している。「決して将来的に経営が困難になることはない。香椎幼稚園を続けさせたい」。その一念が彼らをつき動かし、具体的な維持存続プランが形成されつつある。
香椎幼稚園を運営する学校法人筑紫海学園・理事会は、幼稚園経営の将来的な不安を理由に「閉園」という結論を下した。しかしながら、これまでの幼稚園経営は、園長や先生といった現場が行なってきており、「理事会はお飾りに過ぎない」という見方が大半を占めている。そして、現場には「幼稚園は十分に続けられる」という声しかない。長年続いてきた幼児教育に対する絶対的な自信と地域から得ている信頼が、その根拠となっている。
そうした想いが、香椎幼稚園新聞を通じて香椎一帯の地域に伝播した。子や孫を持つ者、卒園者、教育関係者など、現状を打破すべく地域住民が立ち上がってきた。地域の教育は地域の手で守る。『自立する地域』の姿がそこにある。
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