九州電力(株)(本社:福岡市中央区、眞部利應社長)は、1999年2月から建設を進めていた小丸川発電所(純揚水式発電:最大出力120万kW)について、1号機の使用前自主検査を終了し、7月2日より営業運転を開始したと発表した。
今回の1号機の営業運転開始により、発電所出力は90万kW(30万kW×3台)となる。
揚水発電所は需要の変動に対する出力調整能力に優れており、短時間での運転・停止が可能なため、ピーク供給力および緊急時対応用の電源として重要な役割を担うとしている。
なお全号機(最大出力120万kW)の営業運転開始予定は2011年7月を予定している。
<小丸川発電所の概要>
[発電所所在地]
宮崎県児湯郡木城町
[水系および河川名]
小丸川水系小丸川および大瀬内谷川
[発電方式]
ダム水路式(純揚水式)
[最大使用水量]
222m3/s
[有効落差]
646.2m
[最大出力]
120万kW(30万kW×4台)
[主要工程]
○着工
平成11年2月
○運開
07年7月(4号機)
09年1月(3号機)
10年7月(1号機)【今回】
11年7月(2号機)※予定
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