(株)井筒屋(本社:北九州市小倉北区、代表:影山英雄)は7月5日、2011年2月期 第1四半期 決算(連結)を発表した。
第1四半期連結会計期間の売上高は前年同四半期比8.6%減の216億5,700万円、経常利益4億3,200万円、四半期純利益4億5,100万円となった。
売上高は前年を下回ったものの、大幅なコスト削減をはじめとした収益構造の転換を実施した。
本店においては4月に新世代ミセス向け低価格カジュアルファッション「アンソレイユ」をオープン。紳士服についても九州各百貨店との共同企画によるオリジナル商材を発表した。また5月には本店、黒崎店共同で大リサイクルキャンペーンを開催するなど、新たな取り組みを実施した。
コレットにおいてはヤングをターゲットにしたブランドを順次導入し、本店との商品差別化策を引き続き推進している。
山口店においては、昨年導入した現金専用カード「きららカード」の会員獲得をすすめ、またグループ全体においてもハウスカードである「ウィズカード」の会員獲得を強力に推進するとともに、分割払いによる買い物にもポイントを付与するなど、サービスの向上に努めたとしている。
同時に、4月15日に公表していた11年2月期 第2四半期累計期間 連結業績予想を、売上高430億円(増減額:6億円)、営業利益11億円(増減額:1億5,000万円)、経常利益7億円(増減額:1億円)、当期純利益6億円(増減額:4億円)に修正すると発表している。
▼関連リンク
⇒井筒屋
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら