ジェイエムテクノロジー(株)（本社：福岡市博多区、植木一夫会長兼社長）は７月６日、2010年２月期 第１四半期 決算（連結）を発表した。
　売上高は前年同期比1.9％増の８億32万円、経常損失は917万1,000円（前年同期は経常利益131万8,000円）、四半期純損失は540万1,000円（前年同期は四半期純損失694万5,000円）となった。

　増収となったものの、未稼働・低稼働人員の発生などにより収益性が悪化したことや、海外事業、子会社吸収合併の準備などに伴う販売費および一般管理費の一時的な増加、子会社の業績不振が影響したとしている。
　また、子会社の税効果会計を見直している。

［IT事業］
　IT事業の売上高は前年同期比20.6％減の５億2,852万3,000円、営業利益は同比43.6％減の2,491万2,000円となった。
　ITインフラの構築・設計支援、業務系を中心としたWeb系システムの開発などの分野を中心に既存の顧客との取引拡大に注力したものの、景気の先行き不透明感による顧客の情報化投資の縮小や、大型案件の終了などの影響があった。

［半導体事業］
　半導体事業の売上高は前年同期比127.1％増の２億7,179万6,000円、営業利益は同比138.9％増の3,442万円となった。
　引き続きアプライドマテリアルズジャパン(株)からの受注の確保を図るとともに、国内半導体メーカーからの直受け業務の拡大や部品販売などの強化に注力したとしている。

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