万博会場内のボランティアは約2,000人と言われている。多くが学生で自分のキャリアアップに活用しようと考えているようだ。入場ゲートは空港さながらの厳しいチェックがなされる。台の上に立ち両手を広げ金属探知機のチェックを受けた。すると担当の女性ボランティアが何やら中国語でまくし立ててくる「○△××△○○・・・」意味が分からず立ち尽くしていると「Please turn around(後ろを向いてください)」とすかさず切り替えてきた。後ろに並ぶ行列が気になっていたのでほっとしながら後ろを向いた。背中に「thank you」という言葉を受けて入場した。
東京ドーム約70個分(328ha)という広大な敷地でたびたび迷子になりそうになるが、場内の各ポイントに配されたボランティアがパビリオンの位置・行き方など丁寧に説明してくれた。ボランティアはほぼ全員が、日常会話程度の英語を駆使する。宿泊ホテルの社員も配置に関わらず英語で対応する筆記の能力は分からないが、英語を話す力がある若者は日本より多そうだ。
▼上海近郊の大学生ボランティアによる会場案内。
▼大学生ボランティアは英語でも対応している。
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