「国際知識経済都市会議(国際地域ベンチマーク協議会第3回会議)」が7月6日(火)~9日(金)の4日間、福岡で開催されている。きょう(9日)は、福岡市博多区の「ホテルオークラ福岡」ほかでパネルディスカッションなどを行なう予定。
「国際地域ベンチマーク協議会」は、2008年にシアトル市の提唱で設立された都市規模や経済特性などにおいて類似性を有した世界10都市で構成する国際的な都市ネットワークである。
同協議会は、以下の目標を実施することでグローバル経済において国際的競争力を強化するとしている。
1) 地域の強みや成功事例を裏付けるためには、どのような経済指標や社会指標が参加地域に必要かを検討し、共通の指標を作成する。
2) 当協議会を「学びあうコミュニティ」にする。参加地域は互いの成功事例を学びあい、それを活用することで、グローバル経済において国際的競争力を強化する。
今回の会議では、「ナレッジ・リージョンズ」をテーマとして、21世紀にふさわしい都市像や戦略について実践的な議論、共有を行なうとしている。
▼開催テーマ
・国際知識経済都市会議 に期待すること
・技術移転やナレッジ・リソーナンス(知識の共鳴)の場としての大学
・ナレッジ(知識)創出を促進するもの
・行政の役割と支援について
・ナレッジ・イネーブリング(知識の活性化)によるビジネス成長
・産学官のパートナーシップと市民の参加
・イノベーションを促進するコミュニティのあり方
など
▼関連リンク
IRBC2010
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