9日、日創プロニティ(株)(本社:福岡市南区、石田利幸社長)は、2010年8月期 第3四半期 決算(非連結)を発表した。
当第3四半期累計期間における売上高は前年同期比38.3%減の10億4,235万9,000円、経常損失1,597万8,000円(前年同期は693万6,000円の経常利益)、四半期純損失459万円(前年同期は360万4,000円の四半期純利益)となった。
オーダー加工品においては、設備投資の抑制による大型案件の少ないなか、駐車場向け外装パネル、リチウムイオン電池工場向けクリーンルーム用パネルおよび首都圏私鉄駅舎用外装板パネル、博多駅ビル外装パネルなどの様々な業界に向け受注に努めた。
また太陽光発電の領域において、太陽光パネル用架台が太陽光発電の導入を促進する制度が施行されたことにより、一般住宅向け、産業向けに前年通期実績を凌ぐ状況であったため関連業界への積極的な受注活動を行なったものの、前年同期に大型受注案件があったこともあり、オーダー加工品の売上高は、前年同期比45.2%減の6億2,442万1,000円となった。
企画品においては建設業界の着工件数の低迷、農業、畜産におけるハウスおよび畜舎などの設備投資の減少などの要因により、主力製品である波板・折板をはじめ全般的に厳しい状況になったとしている。
企画品の売上高は、前年同期比20.5%減の3億4,200万6,000円、その他の売上高は同比36.3%減の7,593万1,000円となった。
管理面においては、09年11月に実施した希望退職による人件費の削減、および加工工程の更なる合理化を図ったとしている。
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