西山建設(株)
最終赤字に転落
北九州動向注目企業4社
大内田建設破綻の余波は?
■鉄骨工事(福岡)/柴田鉄工産業(株)
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約2億1,000万円
代 表 : 柴田 和也
所在地 : 福岡県糟屋郡志免町南里5‐4‐14
設 立 : 1951年2月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (09/3)約2億3,600万円
6月29日付で事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。担当は上野光典弁護士(福岡市中央区大名2‐2‐26、電話:092‐761-0507)ほか5名。負債総額は約2億1,000万円が見込まれる。
■鋼材卸(福岡)/三和マテリアル(株)
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約7,000万円
代 表 : 今津 繁美
所在地 : 福岡市東区香住ヶ丘2-8-12
設 立 : 2000年6月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (09/5)約1億3,000万円
6月17日、同社は福岡地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は黒川忠行弁護士(福岡清新法律事務所、福岡市中央区赤坂1-16-13、電話:092-715-4461)。負債総額は約7,000万円が見込まれる。
■製缶板金(福岡)/(有)眞鍋ステンレス工業
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約5,000万円
代 表 : 眞鍋 吉隆
所在地 : 福岡市博多区板付6-3-23
設 立 : 1983年7月
資本金 : 500万円
年 商 : (09/6)約9,000万円
6月30日までに同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は、黒川忠行弁護士(福岡清新法律事務所、福岡市中央区赤坂1-16-13、電話:092-715-4461)。負債総額は約5,000万円が見込まれる。
■とび・土工工事ほか(鹿児島)/(株)朝日産業
【続報】 債権者判明 負債総額 6億4,195万円
代 表 : 板山 正一
所在地 : 鹿児島市東開町3-99
設 立 : 1976年5月
資本金 : 4,000万円
年 商 : (09/4)9億1,571万円
弊誌2009年8月10日号「モルグ」にて既報の同社は、6月7日に鹿児島地裁に破産手続開始を申請し、同25日に開始決定を受けた。申請代理人は川村重春弁護士(川村法律事務所、鹿児島市山下町12-5、電話:099-227-2488)。破産管財人は木山義朗弁護士(木山法律事務所、鹿児島市城山町1-30、電話:099-222-7351)。負債総額は6億4,195万円が見込まれる。
■建築工事(熊本)/南九州建設(株)
【続報】 債権者判明 負債総額 4億7,152万円
代 表 : 前田 昭三
所在地 : 熊本市白藤2-5-1
設 立 : 1973年6月
資本金 : 2,000万円
年 商 : (09/1)2億7,816万円
弊誌5月20日号「モルグ」にて既報の同社は、6月24日、熊本地裁から破産手続開始決定を受けた。申請代理人は衛藤二男弁護士(桜樹法律事務所、熊本市水道町14-2、電話:096-278-7270)ほか1名。破産管財人は江越和信弁護士(江越法律事務所、熊本市草葉町4-20、電話:096-324-1070)。負債総額は4億7,152万円が見込まれる。
■JR九州・西鉄 徹底検証
新駅ビル・新幹線の開業を控えるも 鉄道以外の新たな一手も模索
九州旅客鉄道(株)
近年の不況や少子高齢化などによる鉄道利用客の減少傾向が続くなか、九州旅客鉄道(株)(以下、JR九州)は鉄道事業にこだわらないさまざまな分野において、次の一手を模索している。新博多駅の「JRシティ」の開業、「九州新幹線全線開業」という2大事業の完成を迎えた同社。
代 表:唐池 恒二
所在地:福岡市博多区博多駅前3-25-21
設 立:1987年4月
資本金:160億円
年 商:(10/3連結)2,926億8,800万円
○依然として苦戦が続く鉄道事業
○新たなフィールドに積極的に挑戦
○「JR博多シティ」と「新幹線」
○総合サービス企業へ新たな活路の模索
■JR九州・西鉄 徹底検証
リーディングカンパニーとして 西鉄の進むべき路線は
西日本鉄道(株)
西日本鉄道㈱(以下、西鉄)は、電車、バスなどの運輸事業を核に、ホテルや分譲マンションなどの不動産事業、「西鉄ストア」などの流通事業、「香椎花園」などのレジャー産業と、多岐にわたって事業を展開し、市民にサービスを提供し続けている福岡経済界の雄。
代 表:竹島 和幸
資本金:261億5,729万円
所在地:福岡市中央区天神1-11-17
設 立:1908年12月
資本金:261億5,729万円
年 商:(10/3連結)3,138億5,300万円
○景気低迷の影響を受け各部門とも厳しい状況
○ネットワークを広げる国際物流事業
○独自性が必要な流通スーパー部門
○利用客増加が課題 ホテル事業の今後
○メインの運輸事業も苦戦 今後の同社の動向は
■流通大競争時代
丸和、ユアーズと合併へ 再生の行方は不透明
(株)丸和は親会社の(株)ユアーズとともに事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きを申請。債権者の合意を取り付けた後、来年5月をメドにユアーズと合併する。しかし、ユアーズの業績は低下し財務体質の悪化が著しい。
○事業再生ADRを申請
○ユアーズの業績も悪化
○"弱弱連合"の可能性
ズームアップ
共同通信の新規携帯ネット事業 頼みの綱はライブドアの「残党」たち
共同通信はネットの攻勢に対抗しようと、加盟紙を含む新しい携帯向けのニュースサイトを開設した。そこで裏方として起用されたのは、意外にも、あのライブドアの「残党」たちだった。
○共同通信の携帯ネット事業
○助けを求めた先はホリエモンの元腹心
○意外なかたちで進む ITとメディアの融合
KOREAN-TREND 044 ジャーナリスト 下川 正晴
朝鮮戦争60周年 なぜ韓国民衆は殺しあったのか?
6月25日は、朝鮮戦争(1950年~53年)が始まって60年を迎えた日だった。この戦争が「北朝鮮がソ連(当時)や中国の支持、支援を得て韓国を奇襲攻撃した」戦争であることは、歴史的事実として定着した。
○朝鮮戦争の起源は北による南侵で決着
○侵略戦争を進めたスターリンの世界戦略
○従来明かされなかった 韓国の歴史的暗部
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