12日、メディアファイブ(株)(本社:福岡市中央区、上野英理也社長)は、2010年5月期 決算(非連結)と業績予想、配当予想の修正を発表した。
1.2010年5月期 決算(非連結)
当事業年度の売上高は前期比15.5%減の8億3,042万3,000円、経常利益は2,094万4,000円、当期純利益895万1,000円(前事業年度は当期純損失1,105万8,000円)となった。
SES事業(ITエンジニアの提供)において、福岡県のソフトウエア開発案件が減少したことが要因となり、ITエンジニアの稼働率が低下。売上高の減少および販売費および一般管理費が増加した。それに伴い売上総利益が減少し、営業損失が増加した。
なおITエンジニアの確保を目的に、稼働の無いITエンジニアに対し休業および教育訓練を実施したことにより、雇用調整助成金などの助成金収入として営業外収益3,496万3,000円を計上している。
2.業績予想の修正
09年7月13日に公表していた10年5月期 通期 個別業績予想数値を、売上高8億3,000万円(増減額:3,000万円)、営業利益▲1,400万円(増減額:800万円)、経常利益2,000万円(増減額:2,000万円)、当期純利益800万円(増減額:1,200万円)に修正する。
修正の理由について、首都圏のSES事業および福岡県におけるSI事業を伸ばすことができたため、また役員報酬および社員給与の削減など、売上原価ならびに販売費および一般管理費の削減に取り組んだ結果、営業利益、経常利益、当期純利益が当初の予想を上回ったためとしている。
3.配当予想の修正
1株につき1,000円の配当を行なうとしている。
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