今日、天神に本社を構えるマンション管理会社A社のK社長と面談した。K社長は以前、大手ゼネコンでバリバリの企画開発マンとして全国を飛び回っていたが、その後、愛する故郷・福岡で事業を行ないたいと平成の初期にA社を立ち上げたという。最初は、前職のゼネコン会社から管理案件が流れてきていたが、その後、その大手ゼネコン会社も管理会社を設立し、流れがピタリと止まってしまった。よくある流れだ。
しかし、その後も地道な営業を続け、今ではそろそろ100棟を目標にしたいというところまで会社を育ててきている。飄々と「私は、駄目な経営者でね。あまり営業してないんですよ。」と言うが「ただ、管理組合の要求に少しでも応えたい。高齢者の居住者の方々に様々なサービスを提供して、それから社員にも、もっと良い待遇を...」と、ビジョン語り出したら止まらない。その姿は、駄目な経営者では決してなかった。顧客目線、まさにその言葉を地で行くような姿勢だった。
管理業界はあまり表に出て来る業界ではないかも知れない。しかし、このような熱い思いをもった人たちがいることに改めて気付かされた。「私も負けてはいられない、頑張るぞ」と思わせてくれた大変爽やかな人物であった。
【神田 将秀】
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