日産自動車は7月14日から16日までの3日間に渡り、国内4カ所の工場で生産ラインを一時停止することとなった。生産ライン停止の理由は日立製作所から供給されているエンジン制御ユニットの納入が遅れたためとしている。
業界筋によれば、この背景には昨年末からの韓国・中国・台湾向けの半導体業界の急激な業績回復があるようだ。機械・電機各社は急激な受注回復に生産が追いつかず、大幅な納期遅れを発生させている。今回の件も急激に海外向けの需要が増したことが理由とされる。
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