11日、香椎幼稚園の教職員が労働組合「UIゼンセン同盟 香椎幼稚園ユニオン」(執行委員長・中山田亜由美氏)を結成し、きょう(13日)、発表した。
香椎幼稚園では、2012年3月の閉園に対し、教職員や保護者、卒園者をはじめとする地域住民らが移転計画案を示して検討を訴えていた。しかし、同幼稚園を運営する「学校法人 筑紫海学園」の理事会が、接触を拒み続けているため、組合を結成することになったという。なお、同幼稚園が閉園に至る経緯については既報の通り(同カテゴリ記事を参照)である。
組合の結成を通知する文書には、「私たちは、労働者としての権利を実現するためだけでなく、香椎幼稚園が今まで以上に社会に貢献できる幼稚園となるよう、存続運動を続けてこられた保護者と一体となって活動して参ります。園児とともに歩み、成長し、そして地域に貢献できる組合にしていきたいと思っておりますので、ご支援のほどをよろしくお願いいたします」とある。
今回の組合結成を受けて、運営サイドがどのような態度をとるか、その動向に注目である。
【山下 康太】
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら