手延べソーメン製造を手掛ける(株)山一(南島原市)は、島原農業高校との共同開発で「スープ生姜めん」を開発した。「スープ生姜めん」は長崎県産のショウガと小麦粉を原料に用い、めん100グラムあたり3グラムのショウガを練りこんだもの。試行錯誤の結果、「最も生姜めんにマッチする味」の粉末コンソメスープを同封。450ccの水にコンソメスープを溶かし沸騰させ、めんを入れて3分間ゆでると完成するシンプルな調理法も魅力だ。福岡市の繁華街や経済界会合での試食会でもショウガ・めん・コンソメの相性を絶賛する声が相次いだ。1袋45グラムで168円。
「スープ手延べそうめん」は350年の歴史がある島原手延べそうめんの更なる知名度アップと活性化に向けた産学官連携の「島原手延べそうめんプロジェクト」の第一弾として商品化された。手延べそうめん業界で初めてISO9000の認証を取得した山一の技術力と島原農業食品加工部の情熱が結実した。4月に発売された商品はすでに百貨店などでの販売が決定。高校生にも口コミで人気が拡大している。
(株)山一
代 表:小嶺一春
所在地:長崎県南島原市布津町丙1763-1
電 話:0957-65-1110
H P:http://www.mennoyamaichi.co.jp/
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「スープ生姜めん」
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