福岡県では「『私のカルテ』が繋ぐがん治療~がん診療地域連携クリティカルパスの運用~」と題し、公開講座を開催する。現在、参加申し込みを受け付けている。
がん診療連携協議会と医師会を中心に胃がん、大腸がんの地域連携クリティカルパスが作成され運用が開始されることになったため、広く県民に紹介すべく公開講座を開催することとなった。
福岡県では2008年3月に策定した「福岡県がん対策推進計画」に基づき、がん患者を含めた県民の視点に立った、がん予防から医療体制の整備までの総合的で計画的ながん対策を進めている。
同計画では地域全体のがん医療の水準を高めるため、がん診療連携拠点病院を中心に地域の医療機関への診療支援、医療従事者に対する研修会を通し、地域における医療機関の連携を構築。切れ目ない医療の提供の実現のため、がん診療を行なっている医療機関の「地域連携クリティカルパス」活用を推進している。
<開催日時>
8月7日 14:00~16:00(受付開始 13:30)
<開催場所>
福岡県メディカルセンタービル 大ホール
(福岡市博多区博多駅南2-9-30)
<内容>
[報告]
福岡県におけるがん対策の取り組みについて報告
[講演]
○座長
福岡県 保健医療介護部 健康増進課長 白石 博昭 氏
○テーマ
がんの地域連携クリティカルパス
○講師
独立行政法人 国立病院機構 九州がんセンター
統括診療部長 医学博士 藤 也寸志 氏
○パネルディスカッション
がん患者団体の立場から
福岡県医師会の立場から
がん診療連携拠点病院の立場から
行政の立場から
<入場料>
無料
<定員>
200名 ※申し込み先着順
<申込方法>
ファックスまたは福岡県のサイトから電子申請。
<申込締切>
8月6日
<主催>
福岡県
<共催>
福岡県医師会
福岡県がん診療連携協議会
患者団体(「がん・バッテン・元気隊」他団体)
≪詳細・お申し込み・お問い合わせ≫
福岡県庁ホームページ がん対策 公開講座のご案内
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら