13日、(株)ダイヨシトラスト(本社:福岡市博多区、大穂義弘社長)は、2010年8月期 第3四半期決算(連結)を発表した。
当第3四半期連結累計期間における売上高は前年同四半期比31.3%減の23億3,024万9,000円、経常利益は同比54.2%減の1億9,537万1,000円、四半期純利益は同比50.0%減の1億396万円となった。
1.パーキング事業
売上高:19億2,321万円(前年同期比0.9%増)
営業利益:2億8,990万9,000円(前年同期比30.2%増)
当第3四半期連結累計期間における駐車場の新規開設数は物件数で49カ所、設置台数で668台となった。
不採算駐車場の撤退などの減少要因もあったものの、期間末では物件数で642カ所(前年同期比2.6%増)、設置台数で6,351台(同比7.8%増)となった。
駐車場の運営管理台数の増加に伴い売上高は増加し、また賃借料の値下げ交渉による地代家賃の削減やリース期間満了に伴うリース料の減少などにより、売上原価率は低減され大幅な増益となった。
2.不動産賃貸事業
売上高:2億3,264万7,000円(前年同期比2.2%増)
営業利益:9,404万1,000円(前年同期比14.8%減)
当第3四半期連結会計期間末での入居率は総室数235室に対し、入居室数は209室で88.9%(前年同四半期末は84.8%)と4.1ポイント改善した。
しかし入居率は改善したものの、フリーレントサービスを実施したことにより売上高は微増となった。また09年7月の新築賃貸ビル竣工に伴う減価償却費の増加および人員増による人件費の増加、ならびに修繕費の増加などにより売上原価が増加したため営業利益は減少した。
3.不動産販売事業
売上高:1億1,084万4,000円(前年同期比91.2%減)
営業利益:3,942万円(前年同期比86.8%減)
当第3四半期連結累計期間においては、土地の販売および再販マンション残1戸の販売、並びに不動産仲介1件を実施した。
4.キャビンホテル事業
売上高:6,354万7,000円
営業損失:3,290万3,000円
09年8月より事業を開始した。広告宣伝効果により宿泊者数は堅調に推移したものの、低価格料金での販売を継続したことや積極的な広告宣伝活動を行なったことにより、上記の結果となった。
▼関連リンク
⇒株式会社ダイヨシトラスト
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら