13日、博多の一大祭り「博多祇園山笠」の「集団山見せ」が行なわれた。博多区呉服町交差点から中央区天神・市役所までの明治通を一番から七番までの7つの山が、「オイサッ、オイサッ」というかけ声とともに勇壮に走り抜けた。
「集団山見せ」は、1962年(昭和37年)、福岡市の要請で始められた。舁き山笠が那珂川を越えて、福岡の城下町へ入るのはこの時だけである。なお、今年から帰路が復路となり、山笠が明治通を戻るルートに変更された。これにより市役所前から博多リバレイン前交差点までの区間は、行きと戻りの2度、山笠を観賞することができるようになった。同区間には雨天にも関わらず、大勢の見物客が集まっていた。
「博多祇園山笠」は、15日午前4時59分より始まる「追い山笠」でフィナーレを迎える。
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