12日に掲載した記事[担当課長、録音取材拒否「環境局に聞いてくれ」~福岡市・人工芝疑惑~]に寄せられたご意見メールを紹介します。
市のトップ(吉田市長)がトップですから、その下で働く人が政策決定の過程をうやむやにしていても当然でしょう。
ネットIBさんがどこの報道機関よりも早く取材・記事にした、こども病院の人工島移転の現地建て替え見積もりを市が1.5倍にした問題では、市はゼネコンのヒアリングのメモは破棄したと認めた上で、「メモは職員の個人的な備忘録であり公文書ではない」と吉田市長は言いました。
では、百歩譲って公文書ではないとしましょう。そうすると、公文書ではない単なる職員の個人的なメモによって、見積価格が1.5倍にされ、しかもそれが人工島移転の大きな理由のひとつとなっていることになります。
これは、市役所職員の思惑ひとつで市政はどうにでもなる、ということです。こんなバカなことを市長が堂々と言って言い逃れをするなんてありえません。市職員さんは、それが真に市民のための仕事なのか、公務員としての職責を果たしているのか、ということよりも例え法律に抵触していようが何しようがかまわず、とにかく上の言うとおりのことを確実にこなすことだけに身を削っているように見えます。こういうのを「腐っている」と言うのでしょうか。
11日、参議院選挙の投票会場である校区の小学校へ、車イス使用者と行きましたら、渡り廊下に3メートルほど人工芝が置いてあり、車イスを重たそうに操作している私を見て、担当の方が「すみませんね、雨で滑るので滑り止めに置いています」と気の毒そうに言われました。3メートルほどなのでたいしたことはありません。しかし、思わず、これも「モンドターフか?」と思ってしまいました。「誰がモンドターフを指定したのか」、これからも追跡取材し、明らかにしてください。
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