13日、統合幕僚監部は、12日午前10時頃、海上自衛隊第15護衛隊所属の護衛艦「ちくま」(大湊)が、青森県尻屋崎の北北東約30kmの太平洋を西進するロシア海軍の巡洋艦、補給艦、曳船など計3隻を確認したことを発表した。当該艦艇は、津軽海峡を西航したとされている。
統合幕僚監部発表資料によると、確認されたのは「スラバ級ミサイル巡洋艦」で、排水量11,490トン(満載)、全長186.4m、全幅20.8m、喫水8.4mである。主要装備は、対艦ミサイル×16、対空ミサイル×8、魚雷×10などのほか、ヘリコプター1機が搭載可能である。また、確認された補給艦は「ボリスチリキン級補給艦」(排水量23,450トン<満載>)、曳船は「バクラザン級救難曳船」(同8,000トン<満載>)である。
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