福岡の主要鉄道の西日本鉄道の福岡天神大牟田線のダイヤが大雨の影響により大幅に乱れた。朝７時頃から運転を見合わせたのは、福岡天神大牟田線「大橋―久留米間」と大宰府線「二日市―大宰府間」の２路線。福岡天神大牟田線の同区間は、連日の大雨により大橋駅手前の御笠川の警戒水域を越えたため、鉄道法により一時運行が出来なくなったと同社の駅係員は説明。電車は朝９時半から10時頃にかけて運転を再開したが、現在も遅れが出ている模様（午前11時半現在）である。
　弊社の記者も電車で午前10時半頃に御笠川の上を通ったが、警戒水域を越え橋上線路にかなり近づいており危険な状態であった。乗客からは「これはすごい」「これでは通れない」などの声が上がった。電車も急行停車の駅に臨時で特急が停車（扉は開かない）したほか、一部区間では鈍行運転を余儀なくされるなどダイヤが大幅に乱れた。終点の西鉄福岡天神駅では職員総出で遅延証明書を配る姿が見られた。

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