2010年6月期の福岡各地区の生コン実績は以下の通りである。(福岡県生コンクリート工業組合による)
【福岡】86,442m3(09年6月比93.3%)
【北九州】58,913m3(同比107.6%)
【筑後】34,831m3(同比97.9%)
【田川】11,712m3(同比113.7%)
【飯塚】11,202m3(同比91.7%)
【両筑】10,767m3(同比93.2%)
【京築】10,382m3(同比86.2%)
【福岡県計】 224,249m3(同比97.9%)
4~6月の3カ月計 679,042m3(前期比92.1%)
同組合幹部によると、「相変わらず出荷量は減少している。目立った物件もないので需要は減少傾向である。だが、減少幅は縮小している。昨年のように20~30%ダウンという事象はない。要は、出荷量において底辺に近づいていると言える。工場は、一層厳しい経営が強いられるであろう。減少幅が縮んでいるといって安閑とはしてはいられない」としている。熊本県内の組合では、輸送の一元化など経営合理化を実施していると聞く。福岡においても、具体的な合理化への動きが急務であろう。
【河原 清明】
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら