現在連載中の記事[福岡市・人工芝疑惑シリーズ]に寄せられたご意見メールを紹介します。
○阿部課長の対応・人工芝へのご意見
この課長、取材にむきになって対応し、きちんと説明ができていないようだ。決裁文書がないのは確かに問題だ。しかし、そのことだけで組織としての意志決定がなかったとは言い切れない。
また、人工芝は天然芝より効果が劣る。しかし天然は手入れが大変で実用にはならない。それでも実験に天然芝を入れたのは人工芝での効果を比較するためである。比較の結果、劣ってはいるが人工芝でもいけると判断した...こんなことではないのだろうか。
夏場の役所前の広場は照り返しが強く、休憩する市民にとってもヒートアイランドの象徴的な場所だ。確か数年前も夏場に緑化の催しがあっていた。
○人工芝を敷設した市政・課長へのご意見
市の財政が逼迫しているときに緊急を要しない、また、安全を考えると優先順位は下位でしょう。一般市民はボーナスもないものが大半。公務員は血税を熟慮して使って欲しい。まして課長独断とは懲罰にしてほしいくらいである。
○「公文書管理」視点からのご意見
この問題ですが、「公文書管理」の視点から捉えなおして報じて欲しいと思います。何故、決裁文書を作成しないのか。福岡市では、このような事業を進めるにあたって、どのような文書作成・管理を一般的に行なっているのか。昨年7月に公布された「公文書管理法」では、国の事業についての文書作成を義務化しています。
貴重なご意見ありがとうございました。
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