(株)原弘産(本社:山口県下関市、原孝社長)は7月14日、2011年2月期 第1四半期 決算(連結)を発表した。
当第1四半期連結累計期間の営業収益は前年同期比73.9%減の18億3,400万円、経常損失は1億8,300万円(前第1四半期連結累計期間は25億7,800万円の経常損失)、四半期純利益は42億4,900万円(前第1四半期連結累計期間は54億6,100万円の四半期純損失)となった。
経費節減、たな卸資産の売却による有利子負債の圧縮、社債の繰上償還などによる財務体質の改善に努め、社債の繰上償還については社債の払込金額減額決定により債務免除益21億2,500万円を、社債の一部買取消却により社債償還益21億2,500万円などの特別利益44億3,600万円を計上した。
しかし、たな卸資産の売却により販管費を補える利益を確保できず、営業損失8,800万円を計上した。
1.不動産分譲事業
[営業収益]
15億6,100万円(前年同期比75.3%減)
[営業損失]
7,000万円(前第1四半期連結累計期間は21億6,600万円の営業損失)
分譲マンション代理販売、たな卸資産の売却に注力したものの、市況低迷からたな卸資産の売却により販管費を補える利益を確保できなかった。
2.不動産賃貸管理事業
[営業収益]
2億7,100万円(前年同期比13.0%減)
[営業利益]
8,700万円(前年同期比30.6%増)
管理戸数が減少傾向にあることおよび前連結会計年度において保有する賃貸物件の一部を売却したことなどにより賃貸収入が減少している。
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