マンション管理士シリーズ 2
マンション管理士に対する潜在的なニーズがあることは間違いない。あと数年も待てば、マンション管理士に対するニーズは自ずと高まるのではないか。なぜなら、すでに始まっている少子高齢化のために世帯数が減少していくからだ。当然マンションストックも余剰となる。立地条件の悪い郊外のマンションは投売り状態になり、資産価値の低下に歯止めがかからなくなる。空き住戸や滞納者が増えて、管理の悪いマンションではスラム化が進み社会問題となる。最近では下火感があるが外資参入により専有住戸の証券化も進んでおり、管理組合の主導権を一般の区分所有者ではなく投資家が握ることになる。それによりマンション全体の居住環境が向上すれば良いが、そのような流れとはなりづらいだろう。一部の投資家のみのメリットばかりを押し付けられて無知無関心の区分所有者が不利益を被るようなトラブルも発生してくる。そうなれば、自ずとマンション住人の意識も高まり、マンション管理士に対するニーズも増えてくるのではないか。
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