バイオガイアジャパン(株)(広島県広島市、代表取締役:野村慶太郎)は、7月17~18日に開催する第11回国際統合医学会学術集会(会場:東京コンファレンスセンター品川)において、ヒト由来のプロバイオティクスであるL.reuteri菌の病原性腸内細菌に対する抗菌作用を発表する。企業から寄せられた一般演題は、ポスター展示が行なわれるが、学会審査委員会が、同社の論文を優秀論文と決定したことから特別に発表の場を与えられることになった。
L.reuteri菌は、ヒトの腸管内に棲息する嫌気性のプロバイオティクス。同社は、4種のL.reuteri株より生産されたロイテリンについて微生物学的活性を評価したところ、抗菌因子がL.reuteriにより産生され、様々な因子はロイテリンとともに相互的に病原性腸内細菌を抑制する作用があることを確認した。今後は、医療機関向けサプリメントの開発を進める。
優秀論文の発表は、2日目の18日、午後5時より行われる。国際統合医学会は、主に開業医が集まる学会で、当日は医師、歯科医、薬剤師など約600名が事前登録している。
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