シイタケ属に属する担子菌の菌糸体を液体培養したものから抽出される植物性多糖類、AHCC(Active Hexose Correlated Compound)の機能性を研究するAHCC研究会(http://ahcc.jpn.org/)は、今年から研究報告会の名称を「統合医療機能性食品国際会議」に変更する。7月24、25日に札幌市・ホテルロイトン札幌で開催する国際会議では、AHCCの学術研究のほか、ライチ由来低分子化ポリフェノール「オリゴノール」の抗肥満・動脈硬化予防作用などが発表される。
主な演題は下記の通り。
○「Hepatoma 22担がんマウスにおける低用量5-フルオロウラシルとAHCCの併用による抗腫瘍効果および免疫調節作用」(福建中医薬大学中西医結合研究院・杜健ら)
○「AHCCは乳がん細胞による内皮バリア機能の崩壊を防ぐ」(Texas Heart Institute, USA)
○「アンチセンス転写産物によるヒトインターフェロン-α1(IFN-α1)遺伝子の転写後性発現制御メカニズムの研究:アンチセンス転写産物発現に及ぼすAHCCの影響」(立命館大学・木村富紀ら)
○「Oligonolの動脈硬化予防作用」(お茶の水女子大学・谷真理子ら)
○「OLETFラットにおけるOligonolとライチポリフェノールの抗肥満作用」(明治大学・長田恭一ら)
○「低酸素環境による酸化ストレスとオリゴノールの抗酸化効果」(電気通信大学・長澤純一ら)
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