22日、警察庁 交通指導課が発表した、2010年上半期における暴走族の動向および検挙状況などによると、暴走行為の小規模化が進展している状況が分かった。
同発表によると、い集(暴走族の集会を指す)・走行回数は、1,710回(前年同期比-68回:-3.8%)。参加人員は17,803人(同+98人:+0.6%)、参加車両は11,097台(同-726台:-6.1%)、110番通報件数は、22,544件(同-3,614件:-13.8%)となっており、ここ数年で全体的に減少傾向であることが見てとれる(グラフ参照)。
また、検挙状況では、1事件当たり平均検挙人員が30.5人だったピーク時の91年に比べ、10年は7.5人であった。同課では「暴走行為の小規模化が一層進展」しているとしている。なお、10年上半期の検挙者数は15,118人(同-1,042人:-6.4%)、うち逮捕者数は(同-261人:-16.9%)となっている。
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