7月20日、福岡地裁小倉支部より破産手続開始決定を受けた北九州市小倉北区の大内田建設(株)。6月29日付けで破産手続申請の準備に入ってから、同社の下請業者を巡るさまざまな情報が錯綜している。7月22日現在、同社の破綻に伴う連鎖倒産はないが、月末に掛けて連鎖する業者が出る可能性が高いと見られている。
同社が事業を停止した以降、実質的に事業停止状態となっている業者が数社ある。取材を進めていくと、どうやら弁護士と相談中であることが判明した。また、別の業者はかかる破綻に対する資金手当てはついたが、今後の受注のメドが立たないため、事業を継続するかどうか悩んでいる状態である。
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