3月29日に掲載された[ビタミンのはなし(9)~ビオチンと掌蹠膿疱(しょうせきのうほう)症や糖尿病]に寄せられたご意見について、伊藤氏よりコメントをいただいたので掲載します。
「ビタミンのはなし(9)」を読んでいただきありがとうございます。前橋先生のビオチン療法に関する批判のコメントをいただきましたが、初めにご案内した方が良いと思うのは、2002年4月の第18回日本臨床皮膚科学会で掌蹠膿疱症に関する特別講演をしている事実です。これは皮膚科学会からの招待講演であり、内容的にも十分なものであったと評価されたものです。
又、論文が英文にも邦文にも見つけることが出来ないというのは言い過ぎではないでしょうか。もう少し丁寧に検索するか、先の皮膚科学会誌を一度読まれるか、Aさんが医師のようですからご遠慮なく前橋医師に直接コンタクトされることをお勧めします。何百万かかった・・、まったく治らなかった・・、というコメントには私としては反論する筋合いのことではありませんのでここでは何も申し上げることはありません。前橋先生のビオチン療法をきちんとした論拠もなく、為にする誹謗中傷を紙面に述べることは何か意図のある悪意を感じます。ビオチン療法でどれだけの患者さんが今まで難病とされたこの病気が治癒し、普通の生活に戻れて喜ばれているか、前橋先生にコンタクトされて現実を認識していただければと思います。
最後に、Net-IB記事は私の責任で書いていて、データ・マックス社の責任ではありません。Aさんは自らのコメントに関する責任はどのように考えているのですか。
伊藤 仁
▼関連リンク
ご意見「ビタミンのはなし(9)」
ビタミンのはなし(9)~ビオチンと掌蹠膿疱(しょうせきのうほう)症や糖尿病
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら