吉田宏福岡市長はきょう午後、今年11月の福岡市長選挙に出馬することを、会見を開き正式に表明する。
市長は22日、民主党福岡市議団の会合に出席し、市長選出馬の意思を示していた。会見に前後して、同市議団に民主党への推薦願を託すと見られる。
民主党へは20日、行政刷新会議の事業仕分け人で元佐賀市長の木下敏之氏が既に推薦願を提出しており、吉田市長と木下氏の推薦争いが激化しそうだ。
民主党県連関係者によると、来月の県連常任幹事会で市議団による吉田市政の検証報告を聞いた上で、吉田市長についての推薦の可否を問うことになるという。
木下氏の推薦願についての取り扱いは、吉田市長への評価が決まったあとになる。民主党が、吉田市長の数々の公約違反や、3回の国政選挙で洞ヶ峠を決め込んだことにどのような対応をとるか注目される。
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