23日、JAF(社団法人 日本自動車連盟)福岡支部(長島健博支部長)は、7月17日から21日までの5日間に、福岡県内で2,881件のクルマの救援依頼を受け付けたと発表した。
これは前年同期に比べ324件多く(同比112.7%)、なかでもバッテリー上がり(746件/同比+92件、114.1%)やオーバーヒート(96件/同比+23件、131.5%)の増加が目立つ。
バッテリー上がりの主な要因は、猛暑でエアコンの使用が増えたことと考えられ、エアコンなどの電気の「使用量」が、バッテリーに蓄えられた電気の量を上回った場合に発生する。
また九州・沖縄8県の救援依頼は6,198件で、前年同期に比べ785件(同比114.5%)増加し、九州・沖縄8県すべての県で増加(対前年比)した。
福岡県同様、バッテリー上がり(1,573件/同比+258件、119.6%)やオーバーヒート(177件/同比+31件、121.2%)が増加している。
この件について福岡支部では「エアコンの使用にはたくさん電気を必要とします。『エアコンの風力を弱くする』『優先順位の低い電気から使用を控える』など節電を意識することや、日常点検(バッテリー液量の点検など)を行なうとともに、熱中症予防対策の徹底、特に車内に子どもを残したままの置き去りは絶対にしないで欲しい」と呼びかけている。
なお、故障別データなどの詳細や猛暑時の注意点は、JAFホームページ「地域情報」福岡から検索できる。
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