26日、福岡市長・吉田宏氏は、記者会見を開き、11月14日に投・開票が行なわれる福岡市長選挙に立候補し、2期目を目指す意思を表明した。意思表明の内容は以下の通り。
「就任以来、財政再建や乱立気味だった大型開発を整理してきた。財政再建については一定の道筋が見えてきている。大型開発についても落ち着いた状況になってきたと思う。その状況のなかで来年新幹線が開通する。21世紀の福岡市がさらに大きな成長へのステージを迎える上で、新幹線の開通はたいへん大きなチャンスだと思っている。そういう時期のなかで、私は福岡をさらに新たな成長ステージへ持っていくことを目指して頑張っていきたいと思っている」。
「市民生活に安心と成長を確保するということで、現在も進めているが、その安心と成長という路線を堅持しつつ、さらに福岡市を発展させるために立候補したい。少子高齢化が進んでいくなかで、日本はたいへんいろんな意味で閉そく状況に陥っている。その閉そく状況を福岡がさらに発展し、変わっていくことで『日本の今の閉そく状況を福岡から打破していくぞ! 日本を変えていくぞ!』という意気込みで頑張りたいと思う」。
また、記者会見後、吉田市長は、民主・市民クラブの江藤博美代表のもとへ赴き、民主党福岡県総支部連合会・古賀一成代表宛の推薦願(第1~3区分)を提出。江藤代表は記者団の質問に対し、「(推薦については)党レベルで本格的な検討に入る」と述べた。
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