ニンニクの市場価格が高騰している。ニンニクといえば世界で消費される約8割を中国が生産しているといわれている。昨秋、新型インフルエンザの流行でニンニクブームが起きた。ニンニクにはインフルエンザの殺菌効果があるといわれたからだ。以来、中国のニンニク市場では価格が高騰し、今年に入ってからは投機マネーが農産物市場に流れ込んだ影響もあり、中国産ニンニクは品薄状態だ。
中国産ニンニクが普通にスーパーに並んでいるわが国でも、当然その影響を受けている。おまけにわが国では、「食べるラー油」ブームがニンニクの高騰に拍車をかけているといわれている。同品の約7割はニンニクが原料となっているからだ。そして、中国産ニンニクはもちろん国産ニンニクも高騰気味の市場において、業界筋で人気があるのがインドネシア産のニンニクだといわれている。インドネシアではニンニク生産に2毛作が行なわれており、肥沃な土地で完全無農薬のニンニクを生産しているという。
インドネシア産ニンニクは、ニンニクに困っている飲食業や健康食品会社の人気を呼びそうだ。
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