(株)ヒロカネ
本業の不振続く
(株)佐藤製作所
10年間で7度の赤字計上
■総合建設(北九州)/大内田建設(株)
【続報】 債権者判明 負債総額 31億5,977万円
代 表 : 大内田 薫
所在地 : 北九州市小倉北区中津口1-2-1
設 立 : 1982年7月
資本金 : 2,000万円
年 商 : (09/7)56億5,594万円
7月16日に、福岡地裁小倉支部に破産手続開始申請を行なっていた同社は、同20日、開始決定を受けた。申請代理人は阿部哲茂弁護士(大手町法律事務所、北九州市小倉北区大手町11-3、電話:093-571-3559)。破産管財人は金弘正則弁護士(福田・金弘法律事務所、北九州市小倉北区金田1-8-5 、電話:093-581-7861)。負債総額は31億5,977万円が見込まれる。
■造園工事(北九州)/(株)石樹園
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約9,200万円
代 表 : 今浪 清二
所在地 : 北九州市小倉南区横代南町5-2-33
設 立 : 1979年4月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (09/2)約1億円
7月1日、同社は福岡地裁小倉支部より破産手続開始決定を受けた。申請代理人は秋月愼一弁護士(秋月愼一法律事務所、北九州市小倉北区金田1-8-5、電話:093-888-7100)、破産管財人は平山博久弁護士(北九州第一法律事務所、北九州市小倉北区金田2-6-4、電話:093-571-4688)。負債総額は約9,200万円が見込まれる。
■塗装・防水工事(宮崎)/上田塗工(株)
採算割れ 破産手続開始決定 負債総額 2億9,326万円
代 表 : 上田 勝
所在地 : 宮崎県延岡市大貫町4-1343
設 立 : 1962年5月
資本金 : 7,500万円
年 商 : (08/5)3億4,171万円
6月11日、同社は宮崎地裁延岡支部に破産手続を申請し、同28日に開始決定を受けた。申請代理人は洲崎達也弁護士(江藤法律事務所、宮崎市老松1-5-1、電話:0985-20-9911)。破産管財人は三島里都子弁護士(マリンバックス法律事務所、宮崎市宮田町10-25、電話:0985-27-8411)。負債総額は2億9,326万円が見込まれる。
■特集・福証上場企業 多角化のその先に
メインからの流用事業が頓挫 飲食から撤退、清算へ
トラストパーク(株)
2006年12月福岡証券取引所Q-Board市場に上場したトラストパーク(株)は、九州地区を始めとして山口、大阪、東京に営業拠点を置き、主にパーキング事業を展開している。おそらく福岡地区においても知名度が高い企業のひとつではないだろうか。
代 表:渡邉 靖司
所在地:福岡市博多区住吉4-3-2
設 立:1993年8月
資本金:3億3,350万円
年 商:(09/6連結)44億6,561万円
○独自ビジネスモデルを構築し 顧客満足度を高める
○コスト増加で赤字に転落
○「いなほ焼き」販売不振 飲食事業の撤退
■特集・福証上場企業 多角化のその先に
市況の変化を見据えて キャビンホテル事業へ本格参入
(株)ダイヨシトラスト
不動産賃貸、販売事業とパーキング事業を主体とした事業展開を図ってきた(株)ダイヨシトラストは、2007年7月に福岡証券取引所Q-Board市場に株式を上場した。予想されていた不動産事業の落ち込みや原油高騰の影響で自動車の利用控えなど、同社を取り巻く環境は厳しさを増しており、09年8月期の業績は低下傾向となっている。
代 表:大穂 義弘
所在地:福岡市博多区2-2-30
設 立:1976年5月
資本金:2億6,102万円
年 商:(09/8連結)41億7,036万円
○不動産事業の確立とパーキング事業への参画
○事業連携の強化も不動産事業が伸び悩む
○落ち込みをカバーするキャビンホテル事業
■特集・福証上場企業 多角化のその先に
ディスカウント店に進出 第2の「鮮ど市場」に育成
(株)スーパー大栄
(株)スーパー大栄は今期から中長期計画をスタートさせ、5年後の売上高を約400億円、経常利益を5億5,000万円に引き上げる。今期から展開する小型ディスカウントストア(DS)を「鮮ど市場」に続く成長分野に育成する。
○5年後400億円へ
○鮮どは年2店出店
○成否は不透明さも
■特集・福証上場企業 多角化のその先に
多角化の失敗を糧に 本業の宗教用具関連に集中
(株)はせがわ
「おててのしわとしわをあわせてしあわせ」のCMで知られている(株)はせがわ。仏壇・仏具業界では大手として名を馳せ、市場が縮小するなかで売上を落としながらも利益を確保している。そんな同社の今があるのは、多角化で失敗し本業に経営資本を集中させた結果だった。
代 表:長谷川 房生
所在地:福岡市博多区上川端町12-192
創 業:1929年9月
設 立:1966年12月
資本金:39億1,576万円
年 商:(10/3連結)199億7,051万円
○「本業回帰」を掲げて
○「第2の創業者」の失敗
○業界で1割できるか
■マックス市政ニュース
市役所前人工芝敷設に疑惑 「モンドターフ」使用は誰が命じた?
福岡市が、ヒートアイランド対策の一環として市役所前広場に敷設した「人工芝」。これは市役所前広場の有効利用を企図し、2007年度から複数の実証実験などを経て敷設したもので、昨年6月、市役所前広場1,650m2の敷地に、約4,400万円をかけて人工芝を敷設。
○裏付けのないの優位性 なぜ人工芝なのか
○「モンドターフ」指定 その見えない経緯
○人工芝名称、企業名 市側の明確な公表なし
○過程が不透明なまま 多額の公金支出
○メーカー指定への疑惑 いったい誰が命じたか
■恩田の深層WATCH
2週間で死者3人 呪われた島根原発、電力会社の旧弊
今年3月に噴出したのが、中国電力(中電)島根原発の点検漏れ問題。地元はもとより、全国の原発所在地や電力業界が成り行きを注視する最中の4月、わずか2週間のうちに同原発関係者3人が相次いで死亡した。2人が自殺、1人が事故だったが、それに対する中電の姿勢は公務員以上に旧態然とした電力会社の体質そのもの。
○「許容できない課題あり」重大な点検漏れ問題
○自殺と事故、相次ぐ死亡 両社に共通する原因
○3人目の死者 根深い中電の病巣
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