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地域経済と環境保全に貢献する住まい造り~NPO法人矢部川流域プロジェクト(1)
住宅・不動産
2010年7月30日 13:35

 環境優先の住まい造りを促進する、(有)イシナガ建築工房の石永節生代表。石永代表は、自社の経営に留まらず地域経済や地域活性のためそして地球環境保全のための住まい造りへ邁(まい)進している。今年4月、設立総会を開催し申請を行ない、8月末から9月頃には認可される予定であるNPO法人矢部川流域プロジェクト。理事長は石永代表である。

 同法人は、矢部川流域を再生化する地場産品を駆使した家造り、矢部川流域型地場産住宅と称された「地元の家は、地元の人が地元の物でつくります」を掲げた活動を行なっている。

 今回なぜNPO法人設立を決意したのか。石川代表は以下のように語っている。

 「私は05年から新月伐採(葉枯らし伐採の自然乾燥した木材)を行った木材を使用し、それ以来地元八女杉を一棟丸ごと使った家造りを手掛け、八女杉だけに留まらず矢部川流域で産出製造された産物を住宅の資材に使用してきました。その結果それら材質が極めて優れ、シックハウスや化学物質過敏症及びアレルギー対策などの建材として対応可能な環境健康建材となり得ることがわかりました。本当にごく普通の地元の産物です。その普通の産物が、高度な技術を頼ることなくCO2削減、環境の維持保全及び地域産業に寄与することが出来るのです。しかし残念ながら、これら古き良き産物が、大量生産・大量消費の波に飲まれて存亡の危機に瀕しています。生産者が高齢になり、後継者が居ないのが現状です。この矢部川流域の産物は、正真正銘の自然素材であり国土交通省が着手している"健康維持増進住宅"に不可欠なものなのです。この素晴らしい産物を何とか継承していき、そして一人でも多くの方々に知って貰い、これら産物を使った家造りを促進していきたい。地域産業の復興と継承を御旗に、住宅業界の方々そして一般の方々にこれら"真のエコ建材"を伝えて参りたい所存です」。

 その矢部川流域産の資材については、次回紹介しよう。

(つづく)

【河原 清明】

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