29日、国土交通省は、トヨタ自動車(株)(本社:愛知県豊田市、豊田 章男取締役社長)から届出があったランドクルザーワゴン8,837台、ランドクルーザー841台のリコールを発表した。29日現在、リコール対象車で事故は起きていない。
同リコール車で不具合があったのは、かじ取り装置。ステアリングシャフト連結部の構造が不適切なため、大きな段差を乗り越えた時にシャフトの抜け方向の固定部品がはずれることがある。その状態で、ハンドルを一杯に切る操作を繰り返すとシャフトが抜け出し、かじ取り操作ができなくなるおそれがあるという。
なお、同リコールの措置として、使用者にはダイレクトメールなどで通知。自動車分解整備事業者には、日本自動車整備振興会連合会発行の機関誌に掲載するとしている。リコール対象車の車台番号の範囲など詳細については、関連リンクを参照。
▼関連リンク
○トヨタ自動車(株):リコール届出一覧表(PDF)
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