30日、(株)ピエトロ(本社:福岡市中央区、村田邦彦社長)は2011年3月期 第1四半期 決算(連結)を発表した。
当第1四半期の売上高は前年同期比34.2%増の28億4,000万円、経常利益は同比16.1%減の1億6,000万円、四半期純利益は同比78.1%減の4,000万円となった。
資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額4,600万円を特別損失に計上している。
売上高については、食品事業がほぼ前年同期の売上を維持したことに加え、今期新たに開始した事業が好調に推移したことなどから、増収となった。
利益面については、創業30周年キャンペーン費用の増加と新規事業にかかる費用が発生するなど、減益となった。
<食品事業>
パスタ関連商品(パスタソース、スパドレ、パスタ麺)の売上が伸長したことにより、売上高は前年同期比0.2%増の11億8,600万円、セグメント利益は同比1.4%減の4億4,900万円となった。
<通信販売事業>
10年4月から、日清オイリオグループ(株)の通信販売対象商品の販売受託業務を開始している。また自社製品の販売については、ピエトロファーマーズシリーズの新商品の投入などにより、堅調に推移した。
以上の結果、売上高は前年同期比265.6%増の1億9,400万円)、セグメント損失は、受託に伴う受注体制の整備などにかかる費用の発生などにより1,900万円(前年同期は1,400万円の営業損失)となった。
<レストラン事業>
外食を控える傾向が依然として続いており、新メニューの投入により客単価は上昇したものの、来客数が減少するなど厳しい状況で推移した。なお、09年5月に子会社化した(株)ピエトロズパスタの連結により、前年同期比で増収となった。
以上の結果、売上高は前年同期比6.9%増の8億9,100万円、セグメント損失は2,900万円(前年同期は2,100万円の営業損失)となった。
<生産管理事業>
日清オイリオグループの商品の一部について、商品開発と生産管理業務を受託した事業については好調に推移し、売上高は5億2,800万円、セグメント利益は1,300万円となった。
<その他(本社ビルなどの賃貸)事業>
本社ビルの一部テナントの退去により、売上高は前年同期比13.6%減の3,800万円、セグメント利益は同比8.8%減の1,900万円となった。
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