(株)ナチュラルグループ本社(東京都高輪区、代表取締役会長兼社長:橋本幸雄)をめぐって「危ないのではないか」との不穏な噂が関係者のあいだで飛び交っている。同社は健康食品・自然食品販売で全国展開するアニューグループを率いている。
同社は昨年10月、高輪の本社ビルをJR東日本に売却している。今は売却したそのビルに間借りしている状態だ。JR東日本のオファーに応じたとし、JR東日本の新駅構想をその根拠に挙げた。これは、数年前に日本経済新聞に書かれた記事で、品川車両基地のうち約10ヘクタール分を事業用地に転用し、新駅を核に再開発するというもの。新駅は都営浅草線泉岳寺付近に開設するとしている。
ところが、JR東日本に確認したところ、同社は「そのような構想はない」ときっぱり否定した。ナチュラルグループ本社に問い返したところ、JR側が新駅に関して公式なコメントを出したことはないとしながらも、日経の記事には書かれていると繰り返す。
ナチュラルグループ本社の09年3月期の売上高は165億6,000万円。かつては200億をはるかに超えていたが、今では下降線をたどっている。主力商品「ブラジル酵素」をめぐって内部に亀裂が走っているという話もある。
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