23日、水産庁は、漁業法を違反したとして22日に韓国船、23日に台湾船を拿捕したことを発表した。
事件の概要としては、22日、水産庁漁業取締船「雄山丸(ゆうざんまる)」が、長崎県対馬市三島灯台沖、日本の排他的経済水域(EEZ)内で、無許可で操業中の韓国刺し網漁船を発見し、同船を漁業主権法違反(無許可操業罪)で拿捕した。
23日、同庁取締船「海星丸(かいせいまる)」が沖縄県島尻郡伊平屋村所在伊平屋灯台沖、日本の同水域内で、無許可操業の疑いがある台湾サンゴ漁船に対して、立入検査を実施するため停船命令を行なったが、同船は命令を無視して逃走したため、漁業法違反として拿捕した。
なお、10年の水産庁による外国漁船の拿捕は15件となっている。そのなかで、韓国漁船は11件目。台湾漁船は3件目の拿捕であった。
その他の拿捕された他国船、事件の詳細については、関連リンクを参照。
▼関連リンク
⇒台湾刺し網漁船の拿捕について(水産庁)
⇒韓国刺し網漁船の拿捕について(水産庁)
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