1日、今年で48回目となる「西日本大濠花火大会」が、福岡市中央区の大濠公園で開催された。主催者発表によると、今年は約46万人の人が見物に訪れ、約6千発の花火に歓声をあげた。
花火大会の当日は、早朝から見物のための場所取り合戦が行なわれる。午前中の時点で、花火が打ち上げられる大濠公園の池沿いには、びっしりとシートが敷かれている状態に。気象庁の統計では、1日の最高気温は34.9度、平均気温でも約31度であった。そんな猛暑のなか、交代で休憩をとりながら、見物場所をおさえている人も少なくはなかった。
大会開幕の午後8時頃になると、大濠公園内外は大多数の見物客で混雑した。公園の周辺の飲食店、コンビニなどは露店を出し、ビールやおつまみを販売。暑さのおかげもあり、特に飲み物類の売れ行きが好調だったようだ。
家族連れで見物に来ていた、大濠公園の近所に住む30代の男性は「家のベランダからでも花火は見えますが、やはり見るなら近くがいい。空一面に広がる大きな花火を見上げるのが一番です。毎年楽しみにしています」と、満面の笑みで語った。
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