3日、国土交通省は、日本トレーラー(株)(本社:愛知県豊川市伊奈町、西川 柳一郎社長)から届出があったトレールモービル、計38型式375台のリコールを発表した。3日までに、同リコール車で、2件の物損事故が起きている。
トレールモービルで不具合があったのは、走行装置(車軸※1)。セミトレーラー(※2)に使用しようしている車軸において、使用環境に対する強度の余裕が少ないため、長期の使用によりスピンドル部(※3)に亀裂が発生する場合がある。そのため、そのまま使用続けると、最悪の場合、車軸が折損するおそれがあるとしている。
なお、同リコールの措置とし、使用者にはダイレクトメールで通知。自動車分解整備事業者には、日本自動車整備振興会連合会発行の機関誌に掲載するとしている。リコール対象車の車台番号の範囲など詳細については、関連リンクを参照。
(※1 車輪を取り付けるための軸)
(※2 積載荷物を車体とトラクター側で分担して支える構造のトレーラー)
(※3 主軸)
▼関連リンク
トレールモビール:リコール届出一覧表(PDF)
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