香椎幼稚園の閉園問題で揺れる香椎、香住丘などの周辺地域における子どもの数が、年々増加傾向にあるという。香椎幼稚園保護者会 維持存続運動委員会(占部みどり代表)が、7月31日に発行された新聞「なかよしひろば」で明らかにした。
福岡市住民基本台帳で割り出した数値によると、開発が進む香椎、香住丘、千早、照葉の4つの地区で0歳から4歳までの人口が年々増加していることが分かる。また、香椎幼稚園が閉園することで香椎、香住丘のふたつの校区から幼稚園が無くなる。これらの事実を踏まえ、第4号では香椎幼稚園周辺地域における幼児教育施設の必要性と、同幼稚園設立にいたるまでの経緯を説明している。
また、同委員会は、8日の午前9時から午後15時の間、公立大学法人 福岡女子大学周辺で、同新聞を配布するとしている。目的は「なくしてはならない教育(香椎幼稚園)」がここにあることをアピールすること」としている。
【山下 康太】
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら