著者である山本 浩二氏は、大学卒業後4年間在籍していた地方銀行で起きた「ある事件」をきっかけに人事評価制度について学ぶことになった。その経験から、中小企業にこそ、人事制度が必要だと同氏は考えている。社員のモチベーションが落ち、優秀な社員が会社を去ることになると、大きな損失に繋がる可能性もあるからだ。
同氏は「そのようなリスクから中小企業を救いたい」という想いから同書を執筆した。
そんな著者の想いが詰まった同書は、「ビジョン実現型人事評価制度」の理論だけでなく、具体的に導入するための手順から運用方法までもが、読者の視点を想定した上で詳しく書かれている。
また、同書は実際にこの制度で成功した企業の実例を挙げている。実例も掲載されているということは、「ビジョン実現型人事評価制度」は結果に繋がっているということだ。
このことを踏まえ、是非とも企業経営者・人事関係者に読んで頂きたい一冊となっている。自社を振り返ってみる、きっかけとして。
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