10日、福岡市長・吉田宏氏は、定例記者会見で福岡市長選に関する記者からの質問に答えた。そのなかで吉田氏は、民主党福岡県連内で物議をかもしている"民主党幹事長・枝野幸男氏に面談した"ことに関する記者からの質問に答えた。
同氏によると、枝野氏の件については、「その日(6日)は東京にいく用事があり、せっかくなので会っていこうと思った。また、政令指定都市である福岡市の市長としても、挨拶をしておくべきだと判断した」と説明。交わした会話については、「私自身の選挙の話ではなく、福岡市の状況を話してきた」としている。
民主党福岡県連内では、推薦の可否の検討がなされていない内に県連を飛び越し、江藤福岡市議会議員が吉田氏を連れ、党本部へ行ったことに批判が起きている。その言い訳で、「東京に行ったついで」とするのは少々苦しい。
なお、会見の最後、同氏は「自分としては、1期目をしっかりとやってきたので、それをアピールしていくことが大切だろう」と市長選への意気込みを語った。
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら